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試料濃縮の最適化

試料を1つ1つ調製するのにどれだけの時間を無駄にしているのか? 

 

How much time is wasted (Japanese)

試料のバイアルを1つ1つ手で濃縮していくのは、試料調製において、大変時間のかかる工程です。ラボの技師が各試験管に窒素流を当てる作業を1本1本行なって試料を濃縮するには、多大な時間を費やしかねません。-達成感のない単調な仕事であると少なくとも言えるでしょう。この工程に何時間無駄にしたか、この工程をより効率的にする方法があるかとかお考えになったことはありますか?

このインフォグラフィックでは、12本の2mLのメタノール溶液試料からなる1バッチ分の溶媒除去を実施する場合に要する時間について、手で実施する場合と加熱下で窒素エバポレーターを使用する場合を比較しています。この例では具体的にOrganomation製の12-ポジション窒素ブローダウン式エバポレーターのデータを使用しています。

結論からいうと、手で1本1本試料のバイアルの溶媒除去を実施する場合、大変多くの時間を無駄にするのです。この1例だけでも、手動プロセスで6時間半以上もの時間を無駄にしています。約6時間半の時間で出来るすべてのタスクを想像してみて下さい。貴方のラボはもっと生産的になれるのです。非加熱下で溶媒を除去する場合、多量の試料(10~20mL)では各試料で数時間を要して、無駄にするトータルの時間数は指数的に増加します。加熱下で窒素エバポレーターを使用すると、多量の試料の全てのバッチの溶媒除去を1時間未満で終了できます。  

試料の処理能力、時間管理、またはラボの技師の方々の仕事に対する満足度を考えているかに関係なく、Organomationのエバポレーターの自動化は貴方のために設計されているのです。濃縮を要する試料数が通常いくつあるかに基づいて、試料濃縮器が貴方のラボにとって理にかなうのかについては判断ツール を、ブローダウン式エバポレーターを使用した場合に溶媒除去に要する時間については時間計算ツール をご利用ください。